物語世界をつくる
AI時代の個人制作で、ひとつの物語世界をどこまで広げられるか
一つの物語を、小説として書き、漫画として描き、必要になった道具まで自分でつくりながら、少しずつ世界を広げています。
始まりは、ひょんなことからAIと一緒に書き始めた小説でした。
気づけば58万字の長編となり、小説投稿サイトで公開し、その後Kindleで出版しました。(ペンネームの「唯さらら」名義で出版しています)
物語を書き終えたあと、
「AI時代の創作記録として残しておくと面白いかも」
と思い立ち、今度は作品の制作過程や、AIとどう付き合いながら書いてきたのかを振り返るエッセイを書きました。
エッセイを書き終え、「これで創作活動もひと段落かな」と思っていた頃。
「この作品をもっと多くの人に知ってもらいたい。コミカライズすれば、小説に興味を持ってくれる人も増えるかもしれない」
と思いつき、今度はAIと一緒にコミカライズを始めました。
必要になった道具も、自分でつくる
当初は、小説に興味を持ってもらうための導入として、冒頭を少しだけ漫画にできればいいかな、くらいに考えていました。
だから、
「AIが良い感じに作ってくれればOK。そこまで細かいところには、こだわらない」
と思っていました。
でも、実際に自分の作品を漫画にしてみれば、やっぱり細かいところが気になってきます。
モブキャラの服装が、場面によって統一されていない。
背景の整合性が取れていない。
etc...
そして、出来上がった漫画への反応をもらううちに、
「どうせなら冒頭だけで終わらせず、少しずつ連載を続けていけないか」
と考えるようになりました。
一定の品質を保ちながら、継続的にコミカライズを進められる仕組みまでつくることができれば、冒頭だけではなく、その先の話も連載していけるかもしれない。
そこで、コミカライズを継続していくために必要な制作補助の仕組みを、AIと一緒に開発しながら、作業を進めています。
AI時代だからこそできるやり方で、ひとつの物語を、さまざまな形へ広げていく試みです。